英語4技能と高校入試との関係は?

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2021年から現行の大学入試センター試験に代わって、大学入学共通テストの導入が予定されています。それにあわせるかのように千葉県公立高校入試の制度も2021年から新制度へ移行し、英語の試験時間が60分に拡大されます。そこで、本記事では、大学入学共通テストの導入に伴って必要性がますます叫ばれるようになってきた英語4技能と千葉県公立高校入試の英語との関係について簡単にご紹介いたします。

① Listening

リスニングは現在の千葉県公立高校入試の英語で配点のおよそ3割程度しかありません。しかしながら、大学入学共通テストではリスニングとリーディングの配点が1:1になるため、高校入試でもリスニングを今より重視する流れになることは大いに有り得ます。学校や塾の授業以外で英語を聞く時間を増やすような対策をしていく必要があります。

② Reading

現在の千葉県公立高校入試の英語のおよそ4割強がリーディングに当たります。今後リスニングの割合が大きくなれば、必然的にリーディングの割合は小さくなると思われます。しかし、配点が低くなっても対策がラクになるわけではありません。得点源が減った分、より緻密に対策を行う必要があります。そして何よりも母語の能力が大きく関わってくる分野ですので、国語の文章読解が苦手なお子様は要注意です。

③ Writing

現在の千葉県公立高校入試の英語のおよそ2割強がライティングに当たります。英作文は2019年の前期入試では20語程度と指定されていましたが、2020年の前期入試では20語以上30語以下の指定になりました。20語に到達していなければ確実に減点の対象となりますので、ボキャブラリーの不足は命取りになります。

④ Speaking

国際科を受験し、選抜方法に面接や自己表現がある場合を除いて、現在の千葉県公立高校入試でスピーキングの能力が問われることはありません。高校入試の観点から述べると、特別な理由がある方以外は先の3技能の習得を優先するべきでしょう。

いかがでしたか?入試制度や問題を理解することは学習効率を上げるためにも非常に重要です。是非、今後の受験対策にお役立てください!

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