意外と知らない!県立高校のご紹介-第5回-

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第5回でご紹介するのは、「県立津田沼高校」です。近年、倍率が3倍まで跳ね上がった人気校です。今回は、その魅力に迫っていきたいと思います!

<県立津田沼高校について>

  • 特徴:千葉県公立高校唯一の音楽コースがあり、将来的に芸術大学に進学する生徒が多く志望する傾向にあるようです。また、進学実績を見てみると年々国公立合格者やGMARCHクラスの大学に合格する生徒が増加していることがわかります。なお、津田沼高校は学校全体の風潮として真面目な雰囲気が漂う高校です。部活動に関してはは文化部の方が盛んであり、県内では珍しい弓道部があります。校則は年々厳しくなっているようですね。
  • 目標内申点:津田沼高校は、3年間の内申点が「87〜123」の生徒が受験しています。その中でも、内申点が「87〜90」の生徒の合格率は約20%、「91〜99」の生徒の合格率は約45%、「100〜107」の生徒の合格率は約60%、「111〜113」の生徒の合格率は約80%、「114以上」の生徒はデータ上全員合格ということになっています。合格を目指すのであれば早いうちから内申点を意識し、111以上を目指したいところですね。
  • 環境:校舎はJR津田沼駅(総武線)から徒歩25分、JR新習志野駅(京葉線)から徒歩15分という立地です。共に駅からバスが出ているので、利用する学生が多いようです。比較的緑が多く、近くには谷津干潟公園があります。津田沼駅を利用する生徒は、津田沼駅周辺で遊んだりすることもあるようですね。
  • 筆者のコメント:津田沼高校に関して特筆すべき点は、2つあります。それは、「進学実績が大いに伸びていること」、そして「それに伴い倍率が上がっている」という点です。進学実績に関しては、偏差値55〜60の同じレベルの学校(=国分高校など)に比べ国公立の合格者が多く、GMARCHへの合格率も年々上昇していることがわかります。指定校推薦も充実しているので、こういったことからここ2〜3年で津田沼高校の学習環境は大いに変わったと言えるでしょう。また、倍率に関しては県立船橋高校に次ぐ第2学区2位の人気校です。校舎は古く、運動部も盛んではないようですが、それを補ってあまりある実績に惹かれて入学を希望する生徒が増えているのではないでしょうか。なお、2019年度から制服が一新され、オシャレ度がアップしたようです。気になる方は、「津田沼高校 制服」で検索してみてください。ちなみに、私は所謂「可愛い制服」の定義がわからず、調べてみたものの可愛さを感じることはできませんでした…。(笑)

いかがでしたでしょうか。この高校は、学校の雰囲気が真面目であり、校則などが厳しい反面、学習環境における信頼度が高い学校であると私は感じました。イベントごとも真面目に全力で取り組む校風、進学実績から読み取れる勉強への姿勢などは、高校入試を控えたお子様を持つ方にとって魅力的なものだと思います。学校見学会も行われるようなので、気になる方はぜひご確認ください!

次回は、「県立市川東高校」をご紹介しようと思います。第2学区では数少ない中堅(=偏差値51〜54程度)の県立高校で、安定した人気を誇る伝統校です。どうぞお楽しみに!

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