本記事では、いくつかの公立学校を学区ごとにピックアップし、その高校の特徴や目標としたい内申点合計値などの皆様にとって役に立つ情報を連載という形でお届けしていきます。中には、高校紹介のような厚い本には掲載されていないような情報もお届けしたいと考えておりますので、よろしくお願いします!
記念すべき第1回は、第1学区より「県立千葉高校」のご紹介です。
<県立千葉高校について>
- 特徴:言わずと知れた、県内屈指の名門校。校風は「自由」の一言で、髪型・ピアス等一切が自由となっています。生徒会が存在しないことや、千葉高出身の教員が多いこと、また既定の教科書が使われないことなどは意外と知られていないのではないでしょうか。
- 目標内申点:学校側が入試本番の得点を重視しているため、最大内申点135を取っている人でも不合格者がいるようです。データとしては、3年間の合計内申点が「115」以下の人で、合格者は一人もいないことが開示されています。
- 環境:周りは閑静な住宅街に囲まれており、放課後に遊ぶような場所はこれと言って存在しないようです。県立図書館が徒歩5分の場所にあり、レポートや課題を抱えた生徒の強い味方となっているそうです。
- 筆者のコメント:校門前の登り坂は、多くの千葉高生の体力を奪っている模様です(笑) 自由さが目立つ学校ですが、高校2年生の秋頃から学校全体が受験モードに切り替わるそうです。(さすが進学校ですね!)なお、進路指導のようなものはほとんどと言っていいほど実施されないにも関わらず、受験期には「私立は早慶上智どれにする?」という声が出てくることからも、学校の色が伺えます。
いかがでしたでしょうか?この高校を調べていく中で、目標とするにはレベルが高い高校かもしれませんが、最大限の自由の中に自主性を育む校風や伝統が根付いている素晴らしい高校だと私は感じました。千葉県内最高偏差値の公立高校のことを知ることで、みなさんが高校選びをする際の役に立つかも知れません。参考にしていただければ幸いです。
次回は、「県立 幕張総合高校」をご紹介しようと思います。お楽しみに!