遂に政府は、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言について、解除されていなかった北海道及び首都圏(東京・埼玉・千葉・神奈川)での解除を発表しました。これにより、今後は徐々に外出自粛などが緩和されていくものと思われます。
そんな中、「新たな生活様式」というキーワードが浮上してきました。今回は、「新たな生活様式」と何なのか、そして、これによって私たちの生活はどのように変わっていくのかについて考えてみることにします。
新たな生活様式とは?
「新たな生活様式」は、平たく言えば「緊急事態宣言解除後も、コロナウイルスに罹患しないために推奨される生活様式」のことです。具体的に、「新しい生活様式」は以下の4つの項目から成り立っています。
⑴ 一人ひとりの基本的感染対策(例:人と人の間は2m以上間隔をあける/遊びに行くなら屋内よりも屋外を選ぶ etc…)
⑵ 日常生活を営む上での基本的生活様式(例:まめに手洗い・うがいをする/三密を回避するetc…)
⑶ 日常生活の各場面別の生活様式(例:買い物は通販を利用/ジョギングは少人数で/公共交通機関では、会話は控えめに etc…)
⑷ 働き方の新しいスタイル(例:テレワークやローテーション勤務/会議はオンライン etc…)
これらの項目毎に、実践例が厚生労働省のホームページに記載されています。緊急事態宣言解除後の生活に不安がある方は、ぜひ確認してみてください。
厚生労働省ホームページ:新たな生活様式
注意したいこと
緊急事態宣言の解除は、言わずもがな「安全宣言」ではありません。
緊急事態宣言の解除によって外出者が増え、コロナウイルス第二波の襲来が懸念されています。国民一人ひとりが強い意識を持って生活することが求められています。
まだ危機的状況であることをしっかりと認識した上で、正しい行動を心がけたいところですね。