第3回でご紹介するのは、「県立千葉女子高校」です。千葉県内にある県立の女子校は、今回ご紹介する千葉女子高校と、木更津市にある木更津東高校しかありません。女子校への進学を検討しているお子様をお持ちの方必見です!
<県立千葉女子高校について>
- 特徴:共学校と違い女性だけの社会の中で生活を送ることになるので、将来看護師や介護士などの「女性社会」の中で仕事をしていくことを考えている生徒が志望する傾向が強いようです。いじめ等もなく、女子生徒たちはしっかりと定められたルールの中で生き生きと学校生活を送れると評判です。
- 目標内申点:受験者の内申分布を分析すると、3年間の合計内申点が「100〜110」の受験者が最も多く、その合格率はどれも60%を超えています。入試本番の得点はもちろん大事ですが、勉強街の活動なども見られるようです。なお、データとしては3年間の合計内申点が「117」以上の人は全員合格しており、「90」以下の人は合格することが難しいようです。
- 環境:最寄り駅はJR稲毛駅です。比較的緑が多い地域であり、かつ人がたくさん住んでいる地域なので、保護者様からすれば安心させて通学させることができる環境であると言えるでしょう。また高校の近くには交番や図書館があります。
- 筆者のコメント:色々と調べてみたところ、世間一般の高校よりもしっかりとした校則が用意されていることがわかりました。自由な校風を持つ学校で主体性を磨くという選択も素晴らしいと思いますが、一方でしっかりと校則が定められた学校でルールの中で生活するというのも良い選択肢になるのではないかと感じました。なお、筆者は本校の文化祭に参加したことがありますが、皆とても楽しそうにしていました。それでいて度を過ぎてはしゃいでいる感じは一切なく、とても好印象を受けた記憶があります。また、体育館で見たチアダンス部の演技は圧巻の一言でした。
いかがでしたでしょうか。この高校は、女性社会の中で生きることを考えている女性にとって、素晴らしい環境を提供してくれる学校なのではないかと私は感じました。個人的には15~18歳という時期に得られるものはとても多いと思うので、自由すぎる校風の学校よりもオススメできる学校です。卒業時には、周りの同年代の子よりも、精神年齢の高い大人びた女性に成長するかもしれませんね(笑)
次回は、「県立国府台こうのだい高校」をご紹介します。この高校も特色があって面白い高校です!どうぞお楽しみに!