新型コロナウイルスについてまだわかっていないこと Part2

新型コロナウイルス関連

新型コロナウイルスについてわかっていないことの続編です。ウイルスについての長期的な部分を中心に取り扱っています。

  1. 夏になれば感染は減る?
    インフルエンザなどの流行性の感染症の症例は夏よりも冬の方が多いですが、気候が暖かくなれば新型コロナウイルスの拡散の仕方は変わるのかどうかはまだ分かっていません。
    現在夏の終わりを迎えている南半球でも感染者が出ていることから、夏になれば減少するだろうという見方は危険だと警告している専門家もいます。
  2. 重症化する人とそうでない人の違いは
    新型コロナウイルスによる感染症「COVID-19」にかかっても、ほとんどの人は軽症で治りますが、感染者の約2割は重症化しています。重症化の事例のほとんどは高齢者に見られますが、高齢者の中でも重症化するケースと軽症で終わるケースのそれぞれのはっきりとした原因はわかっていません。
  3. 免疫の獲得について
    長期的データがまだ得られていないため、一度感染した場合に免疫がつくかどうかについてはまだ判明していません。
  4. このウイルスは変異するのか
    一般論として、ウイルスというのは長期的には弱毒化して人間にとっての毒性が弱まっていくものですが、インフルエンザのように変異を繰り返してワクチンの開発とのイタチごっこになる可能性もあります。新型コロナウイルスに関しては変異するのかしないのか、はっきりとした結果はまだ得られていません。

いかがでしたでしょうか。
正しく情報を見極め、必要な対処を怠らないことを心がけて日々の生活を送ることが重要と言えそうです。
先の見えない戦いですが、平常心で一緒に乗り切りましょう。

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