「不要不急」の外出とは?

新型コロナウイルス関連

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、住民の移動を制限する要請が各地で広がっています。大阪府と岐阜県は、不要不急の外出を自粛するよう求め、愛知、福島両県は、東京など首都圏への行き来を控えるよう呼びかけました。

では、ここで想定されている「不要不急の外出」とは、どんな外出なのでしょうか。

東京都の小池百合子知事は、27日の会見で「不要不急」の意味について、「要は、その日でないと駄目なことがあるかどうか」と説明されました。たとえば、持病のある人が病院に通うことや食料品や医薬品など生活必需品を買うためにスーパーやコンビニに行くことは「必要がある」として、自粛要請の対象にはならないとの見解を示しました。一方、不要不急の例としては花見を挙げています。

埼玉県の大野元裕知事は26日の会見で、「自粛の対象ではない」として、散歩やストレスのたまった子どもの公園での遊びも挙げており、見解は自治体によっても割れている様子です。

自身で適切に判断したうえで行動を決定する必要がありますが、過度な反応により生活に支障をきたすようなことがあると、長期戦が予想される今回の新型コロナウイルス感染拡大との闘いの中で疲弊してしまうでしょう。
外出の判断等含め、上手い付き合い方を模索していく必要があると言えるかもしれません。

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