新型コロナウイルスについてまだわかっていないこと Part1

新型コロナウイルス関連

新型コロナウイルスの感染拡大について、日々さまざまな情報が明らかになっていきますが、逆にわかっていないことをまとめてみました。

  1. 感染者の数
    世界中で六十万人以上の感染が確認されていますが、これは検査で確認された数にすぎません。無症状感染者の数、つまり感染はしたものの症状が出ない人の数は実際に感染が確認された数の数倍に上るとの見方もあり、実態がつかめていません。
  2. 実際の致死率
    感染者の正確な数字が分からなければ、致死率の算出も不可能です。現時点では、感染した約1%が死亡すると推計されていますが、症状の出ない患者の数によっては致死率はこれよりずっと低くなることになります。
  3. 症状の特徴
    新型コロナウイルス感染による主な症状は、発熱と空ぜきだと言われていますが、嗅覚異常や風邪の初期症状のような軽い症状を引き起こすとの見方もありますがいずれもはっきりとした情報ではありません。
  4. 子供はウイルスを運びやすいのか
    ほとんどの場合、新型コロナウイルスに感染したとしても子供の症状は軽いもしくは無症状であることが多く、他の年齢層に比べれば死亡した症例もほとんどありません。

一般的に無症状者はスーパー・スプレッダー(大勢に感染させる媒介者)になりやすいと言われていますが、新型コロナウイルスについては子供が拡散にどこまで関与するのかはっきりしていません。
通勤などで行動範囲の広い大人のほうが拡散させる力を持っているという見方もあります。

いかがでしたでしょうか。
子どもで症状が出た例は少ないですが、無症状で保菌している場合も考えられますので、呼吸器系などの基礎疾患を持つ方との接触は避けるのが無難と言えるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました