数学の苦手意識を克服して、ぐんぐん伸びる学習法

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お子様の苦手科目はなんですか?おそらくこの質問に対して最も多い回答が「数学」だと思います。そこで苦手な要因はどこにあるのか分析してみると、数学が得意な子と苦手な子では「学習法」に決定的な差があることが分かっています。今回は、数学嫌いを克服して、成績がぐんぐん上がる方法をお教えします。

効果的な学習法は勉強の得意な子に学ぶ

  1. 数学の勉強を頑張っているけれどなかなか成績が伸びない
  2. 塾で数学を習っているけど思うように結果が出ない

上記の内容に心当たりがある子は、そもそも学習法が間違っているのかもしれません。お子様の学習法が正しいかどうかは判断しにくいと思いますが、

  • どのような子は数学の点数が伸びるのか?
  • どのような子の点数が伸びないのか?

 この違いを分析することが苦手克服の手助けになるのではないでしょうか。

勉強の得意な子は意識が違う

では具体的にどこが違うのかをみていきましょう。以下大きな特徴です。

  • 伸びる子=なぜその答えになるのか考える
  • 伸びない子=答えが合っていたらOKにする

「数学の勉強をする=答えが合っているか」となっていませんか。当然ですが、普段の学習とテストで全く同じ問題が出題されることはありません。もちろん似たような問題はあるかもしれませんが、問題が合っているかどうかに焦点を当てた学習法は効果が期待できないのです。伸びない子はつい「答えが合っていたらOK」とすぐに自分にOKを出してしまいますが、伸びる子は違います。成績が向上する子は「なぜその答えになるのか?」と考えているのです。例えば、ラグビーの試合をテレビで観ていて、ノックオンという言葉を聞いたとします。このとき、伸びる子は「なぜ今のプレーがノックオンなの?」と考えます。
一方、伸びない子は「審判がノックオンと言ったから、ノックオンだ」で済ませてしまいます。なぜ?ということまで考えていないので,仮に自分がラグビーのプレーをすることになっても、きっとノックオンを繰り返してしまうでしょう。「答えが合っているからOK」で済ますのではなく、なぜその答えになるのかまで考えて、理由を突き止めましょう。
お子さんの学習について口をはさむのが難しそうであれば、ラグビーの例など、日常の中の事象について「なぜそうなるのか」を一緒に考える習慣を持つことで思考するクセをつけさせることができます。是非試してみてください。

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